一谷幸一のブログ

ビヨンド株式会社の代表をしています。以前はアメブロをやっていましたが、今日からはてなで誰にも周知をせずブログを始めてみることにしました。日々会社での出来事を気軽に更新していきます。

掛け算の人生を楽しもう

ベンチャー企業で働くモチベーションの一つは見返りの大きさだと思います。

 

事業が成功してEXITすれば、

普通の会社では一生手に入らない報酬を手にする可能性があるからです。

社内ベンチャーと独立ベンチャーでの決定的な違いがこれです。

 

それ以外は実は社内ベンチャーで手に入ります。

例えば、若いうちに責任あるポジションが任せてもらえるとか、意思決定が早いとか、社長という肩書きとか、ビジョンを持つとかでさえも可能です。

 

掛け算の人生と言ったのは、よく大企業とかである、「自分のこの会社での一生が見えてしまった」という理由で転職することがあるように、通常の会社は●年後には課長になって報酬が●円になって...みたいな足し算のように計算できるのに対して、

最初に書いたようにベンチャー企業はEXITの可能性よる報酬、

そして逆に業績が0やマイナスになった場合、内部留保が薄いので0(社長は借金を抱えてマイナス)になってしまう可能性も高いということです。

起業から10年後には6%しか残らないらしいですしね...。

 

ただ、会社でどの立場であるにしろ、

また対象は事業でも人でも信じているものがあり、

その成功によって一緒に戦ってる仲間達と景色が変わってしまうぐらいの掛け算的な報酬が入る可能性があるというのは、分かりやすいインセンティブでモチベーションを高めます。

 

安定した生活を送れることに越したことはないですが、

一度きりの人生なんだし、後悔しないように自分の決断に張ってもいいじゃないですか。

 

山あり谷ありですが、掛け算の人生を楽しもう!

他人の批判は総じてマイナス

情報収集として他者や他人の状況を知るのはすべきだが、
知人やSNSなどで批判するのはいただけないと思います。

 

何が、そして誰が、どうやって成功するかは確率の問題なのでわかりません。

 

だから、一生懸命やっている人や事業に対し、
●●はダメだみたいなことを言うのは成功したら馬鹿を見るし、
成功しなかったとしても別に褒め称えられることはないので意味がありません。

 

他者の批判は、どうやら強力コンテンツらしく、
聞く人を惹きつけることがしばしばありますが、
他者の批判をよくする人は基本的に信用してはいけないのが自身の経験です。

 

結局は自分のやることが見つかっていない人なんだろうと思います。

 

DeNAの南場さんの以下の言葉はとても好きです。

「人や自分に向かわずに、コトに向かう」

 

matome.naver.jp

 

嫉妬は人間なので、仕方がないですが、
自身だけに留め、自分の信じる道を目指して仕事をしよう。

 

自戒の念も込めて。

さくらんぼの差し入れ

お世話になっているキャストさんから、

さくらんぼの差し入れをいただきました(๑˃́ꇴ˂̀๑)

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公式ツイッターの方でも報告させていただいてます。

Mossy (@mossy_call) | Twitter

 

先週までチューニングやサーバー構成の変更など、

守りの施策が多かったのですが、

晴れて無事完了し、

今月からユーザーの皆さんに喜んでいただける

攻めの施策を実施していきます!

プライドの正しい持ち方

プライドというのはファジーな言葉だと感じます。
時には奮い立たせ、時には邪魔する時がある。

 

村上龍はこう言ってます。

『絶望した時に発狂から救ってくれるのは、友人でもカウンセラーでもなく、プライドである。』

自分が絶望の中にいた時に救ったのは、このプライドでした。
今の事業に誇りを持っていたし、
諦めるわけにはいかない、このままでは終われない、やるしかないと自分に言い聞かせました。
心の奥底にあるプライドは普段表面に出るものではありません。

 

しかし、これが表面的にあると非常に邪魔なものになります。

そしてその表面にあるプライドは人にバレてしまうんですね。
所謂プライドが高いと思われる人です。

 

自分のイメージとは違う泥臭いことや人から蔑視されるようなことができなくなるのです。
これでは前に進めていくことでの弊害になります。

 

言い換えれば、この表面的なプライドは「恐怖」に近いものであると言えます。

 

怖いからできない、決められない

 

こうなってしまっては成長は止まり、
ましてやリーダーをやる資格なんてありません。

 

つまりプライドは普段持たないことが正しいのだと思います。
それでも知らず知らずと蓄積されていくものなので、
意識して捨てるぐらいのレベルでいいのではないでしょうか。

 

発狂しそうな程の絶望の時に、また現れ救ってくれるはずですから。

強い組織は定性的なコミュニケーションの量に比例する

本日はメンバーとの飲み会です。最近頻繁に食事に行くように心がけています。

週に1,2回は行っています。

 

Mossyの話をするのが大好きなので、

”心がけている”というよりかは”そうしたい”というのが本当のところです。

 

日々の業務では施策や進捗管理のコミュニケーションがメインになるため、

サービスにかける思いやどういう世界を実現したいのかという話ができません。

日中は少し気恥ずかしい部分もありますしね...

 

熱意や情熱を伝えるには飲み会がやはり一番です。

方向性の一致やモチベーションを上げるために、またメンバーの本音を聞く絶好の機会となります。

 

その積み重ねによって信頼関係が育まれ、固い絆が生まれていきます。

強い組織を作るには管理などの定量的ではない、定性的なコミュニケーションの量に比例します。

資金調達

先週末に当社の資金調達が完了しました。

 

信じてくれる人たちのサポートによってこれからも事業を続けられる。

嬉しい時も辛い時も共にできる人たちがいるというのは、何よりも心強いことです。

 

日々の感謝を忘れずに、為すべきことを為すのみ。

信念こそが強み

以前から聞いていたMossyの競合アプリが今週リリースされました。

 

予想通り、完パクリとはいかないまでも、キャストなどの文言やコンセプト、UIやボタンの一つまでかなり似せた作りになっています。

 

初の競合アプリの出現という点と弊社より大きな会社のため、資金力もあり最初は少し不安でしたが、今となればそこまで脅威ではないと考えています。

 

当社はコミュニケーションを軸としてサービスを展開してきました。サービスを作っては潰し、会社も僕自身も本当に紆余曲折があり、そこで遂に至ったサービスがMossyです。

 

言い方は大げさではありますが、僕は社会的弱者の方を少しでも救いたいという思いがあり、誰もが輝く世界の実現を会社として目指しています。その最高の答えの一つがMossyです。リリースしてから早くも8ヶ月が経過しますが、その気持ちは変わりません。

 

今、当社はこのMossy一本のみを運営しています。僕自身も四六時中このサービスをどうやって広げて、改善し、満足してもらえるかを考えて生きています。貯めているアイディアは、数十はあります。会社のパートナーやメンバーと議論を尽くし、優先順位を決めて適切な判断をしていけば負けることはありません。

 

我々はベンチャー企業でフェーズはスタートアップに戻りました。

信念こそが強みです。